鍵メーカーのシェア率

鍵メーカーの国内シェア率を調査!

日本国内で流通している鍵で圧倒的人気を誇るのはMIWAロックです。
2番手はGOALで、この2社が2強と称されています。住宅用鍵の出荷・販売数の明確なデータはありませんが、主要なデータからシェア率を算出してみました。
昨今は戸建て・マンションともに新築は電子ロック(電子錠)が主流に変わってきています。
大手鍵メーカーも電子ロックを扱っていますが、電子ロックの需要拡大に合わせて、アルファやフキ(イナホ)などがシェアを伸ばしています。
差し込むタイプの一般的なシリンダー錠であればMIWAかGOAKの製品が無難で、電子鍵は選択肢を広げる必要性が高いことを覚えておきましょう。

大手メーカーのシェア率

MIWAが業界シェア6割を持つ

明確なデータはありませんが、最大手のMIWAは約6割のシェアを持つと言われています。
GOALは大阪に本社を置いている関係で、西日本ではシェアが高く一部の地域ではトップシェアを獲得しています。

大手メーカーの2017年度の売上

1位:ユーシン(株式会社ユーシン) 1,485億円
2位:アルファ(株式会社アルファ) 212億円
3位:MIWA(美和ロック株式会社) 443億円
4位:GOAL(株式会社ゴール) 83億円

売上を公開している主要業者のみの決算情報から売上ランキングをまとめました。
ユーシンは自動車製品を扱っていることで売上を大きくしています。
アルファも自動車用の鍵を扱っているメーカーで、従来はコインロッカーの最大手メーカーとして知られていました。
電子ロックが普及してから住宅用の鍵でシェアを伸ばしています。
このほかHORI、WEST、フキ(イナホ)などが国内の鍵で人気が高いメーカーです。

世界の大手鍵メーカー

世界大手はアッサアブロイ社

国内最大手の美和ロックは世界50カ国に展開していますが、世界で見ればトップシェアを獲得するほどの実績を持っていません。
世界最大手の鍵メーカーと称されているのが、スイスのアッサアブロイ社です。
このほか、スタンレー、ホーマン、ドルマカバ、アレジオンなどが大手です。

アッサアプロイ社は日本にも拠点を持っていますが、自動車ドアの開閉システムを2016年にアルファへ事業売却して、国内の事業規模は縮小しています。
海外メーカーの品質は高く評価できますが、日本で実績を残している鍵メーカーは、コストパフォーマンスが高く、サポート体制が充実しているメリットがあります。
昨今は防犯性能が高いディンプルシリンダーや電子キーなど、合鍵作成は街中の鍵屋ではなく、シリアルナンバーを伝えてメーカーへ注文を出すケースが増えています。
将来的な部品交換などサポート体制を考えれば、海外よりも国内で実績を残しているメーカーの方が安心です。

シェアを伸ばしているEPIC(エピック)
将来を注目されている鍵メーカーのEPIC

番外編として、電子キーの普及でシェアを伸ばしている注目メーカーを紹介します。
EPIC(エピック)は静岡県に拠点を置く国内企業で2010年創業、資本金2,400万円の中小企業です。

ES-F300Dという後付け専用電子ロックが通販サイトを中心に大ヒットしています。
暗証番号、指紋認証指紋、ICカード、Bluetooth、スマホアプリ、WiFiブリッジ(別売)、リモコン(別売)など複数の開場方法に対応しています。
他社では10万円以上するスペックを本体価格4万円台で購入できるコストパフォーマンスの高さが評価されて、通販サイトでランキング上位に入っています。
鍵穴がないのでピッキングされるリスクがなく、電池切れの際は角形の9V型アルカリ乾電池を室外機に緊急時用電池接続部から接続することで対処できます。
差し込む鍵から電子ロックへの進化を遂げる鍵の歴史でもっとも大きな変化を遂げている現代では、実績のないメーカーでも良い製品を作れば売れる時代に変化してきています。
もしかしたら10年後の鍵メーカーのシェア率は大きく変わっているかもしれません。